カトマンズの仏教・ヒンドゥー教建物

カトマンズはネパールの東西南北全方位から人が集まるため、ヒンドゥー教と仏教の寺院が混在して建っています。元々国教がヒンドゥー教なのでヒンドゥー寺院が多いんですが、観光として有名な所は仏教寺院が多いですな(⊙∀⊙)。

ボダナート(チベット仏教)


ボダナート(震災前)
カトマンズにあるネパール最大の仏塔寺院。ネパールのチベット仏教の総本山であり、仏陀の遺骨(仏舎利)が治められているです。
(⊙∀⊙)b ポイントは「タルチョ(དར་ལྕོག་)」という5色の旗のヒラヒラです。タルチョは風が吹く場所に掲げられているので、チベット仏教圏ならどこにでもありますな。
(⊙∀⊙)b 半球状のドーム+尖塔からなる仏塔も仏教的特徴です。中央の仏塔にはブッダアイが四方を見つめているです。
ブッダアイ。鼻のようなのはネパール語の「1」
(;⊙д⊙)b 仏塔は東南アジアの仏教寺院に見かける意匠だぜ! 日本では多層塔+相輪の中国(唐)文化をモロに受けて五重塔のような姿になったぜ。

スワヤンブナート(ネワール仏教)

スワヤンブナート
こちらはネワール仏教寺院。カトマンズに暮らすネワール族が仏教伝来から信奉する唯一のサンスクリット経典での仏教です。
(;⊙д⊙)b インドのサンスクリット語仏教は13世紀のイスラムの侵攻で滅んでいるぜ。山奥でよかったぜ、ネパール。

ネワール仏教とチベット仏教との違いはヒンドゥー教との親和性でしょうか。写真奥の石塔と手前の二重屋根の建物はヒンドゥー教の建物です。さらにチベット仏教のマニ車とタルチョあるし、五体投地している人もみかけるしで親和性の高さを感じるです。

ダルバール広場(ヒンドゥー教)

古くは首都だったカトマンズ、バクタプル、パタンの各ダルバール広場はヒンドゥー教様式の建築です。特徴は四角い屋根とヒラヒラ。そして屋根の階層構造ですな。日本だと五重塔などのルーツみないた見方になりますが違いますぜ(⊙∀⊙)
カトマンズ・ダルバール広場(震災後)
バクタプル・ダルバール広場(震災前)

ブッダはヒンドゥー教の一柱(ヴィシュヌの化身)なのでヒンドゥー教寺院内で見かけることがあるです。逆にチベット仏教はヒンドゥー教の神様は見かけません。

奥に屋根のヒラヒラ=ヒンドゥー教
でも仏像があるよ(正面はシヴァ、右がブッダ)
(⊙∀⊙)額にティカを塗るのもヒンドゥー教ですな。幸福を願い感謝の意を示す行為です。

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